分野別 ー 国際保健

令和5年9月27日

概要


〇グローバル化の進展に伴い、感染症をはじめとした保健分野の課題には国際的な連携や対応が不可欠になっています。日本はいち早くユニバーサルヘルスカバレッジを築いた経験から、国際保健の課題への対応やSDGsの達成のための多くの知見を有しており、国際保健分野での貢献が期待されています。

〇国際保健には多くの関係機関がありますが、その多くはジュネーブには集積しています。当代表部は「世界保健機関(WHO)」、三大感染症(エイズ、結核、マラリア)の克服を目的とした官民パートナーシップである「世界エイズ・結核・マラリア対策基金(The Global Fund to Fight AIDS、 Tuberculosis and Malaria)」、開発途上国の予防接種率の向上を目的とした官民パートナーシップである「Gaviワクチンアライアンス」、各国際機関のエイズ対策の総合調整と評価、広報活動を行う「UNAIDS」、結核の征圧を目的とした官民パートナーシップである「STOP結核パートナーシップ」、途上国における医薬品のアクセスの向上を目的とした「Unitaid」等の関係機関と緊密に連携して国際保健の課題に取り組んでいます。
 

国際保健


 ‣外務省「保健医療」ページ
  https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/hoken.html

 ‣関連ステートメント 
  https://www.geneve-mission.emb-japan.go.jp/itpr_ja/statements_health.html
 

ピックアップ


 ・第78回国連総会サイドイベント「Fast-tracking global health goals through health policy and systems research」における江副聡国際保健戦略官によるパネル参加(令和5年9月27日)

 ・岸田総理大臣の「G7保健フォローアップ・サイドイベント」出席(結果概要)(令和5年9月21日)

 ・岸田総理大臣の「国連総会ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)ハイレベル会合」出席(令和5年9月21日)

 ・第78回国連総会サイドイベント「包摂的な保健システム:PPR、UHC、結核対策の鍵(Inclusive Health Systems: Key to PPR, UHC and TB response)」における赤堀毅地球規模課題審議官によるパネル参加(令和5年9月21日)

 ・上川外務大臣の国連総会パンデミックへの予防・備え・対応(PPR)に関するハイレベル会合出席(令和5年9月20日)

 ・赤堀地球規模課題審議官による第78回国連総会サイドイベント「Integrating Essential Nutrition Actions in Universal Health Coverage」におけるステートメント(令和5年9月20日)
 

関連リンク


 ‣世界保健機関(WHO)
  https://www.who.int/en/
 
 ‣世界エイズ・結核・マラリア対策基金(The Global Fund)
  https://www.theglobalfund.org/en/

 ‣GAVIワクチンアライアンス
  https://www.gavi.org/

 ‣国際連合エイズ合同計画(UNAIDS)
  https://www.unaids.org/en

 ‣STOP結核パートナーシップ
  http://www.stoptb.org/

 ‣Unitaid
  https://unitaid.org/#en