令和7年度外務大臣表彰(下澤祥子・前国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)緊急事態・保安・供給局長)(令和7年11月17日)

令和7年12月24日
 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)前緊急事態・保安・供給局長の下澤祥子氏の外務大臣表彰に伴い、11月17日に大使公邸で外務大臣表彰授与式が執り行われました。
 表彰式では、尾池大使から下澤氏の功績を称える挨拶を述べたあと、表彰状が授与されました。
 
 外務大臣表彰は、多くの方々が国際関係の様々な分野で活躍し、我が国と諸外国との友好親善関係の増進に多大な貢献をしている中で、特に顕著な功績のあった個人及び団体について、その功績を称えるとともに、その活動に対する一層の理解と支持を国民各層にお願いすることを目的としています。
 
下澤氏の功績
 1991年よりUNHCRに在職し、中南米や中東等において難民支援に従事。2020年に本部緊急事態・保安・供給局長に就任した後、人道危機発生時の対応マニュアルの精緻化に努め、また2022年のウクライナ危機における自衛隊機による物資輸送支援、2023年に日本政府と共にアフリカでの人道危機対応訓練センターを立ち上げ、スーダン危機における邦人退避の側面支援等、人道危機への対応に尽力。また同人は、日本社会の難民問題への理解向上やUNHCRの活動の理解促進にも努め、長年に亘りUNHCRの活動に貢献した。
 
関連リンク
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