令和7年度外務大臣表彰(令和7年8月28日)
令和7年9月1日
このたび、高木善幸・前世界知的所有権機関(WIPO)事務局長補、下澤祥子・前難民高等弁務官事務所(UNHCR)緊急事態・保安・供給局長が令和7年度外務大臣表彰を受賞されました。
外務大臣表彰は、多くの方々が国際関係の様々な分野で活躍し、我が国と諸外国との友好親善関係の増進に多大な貢献をしている中で、特に顕著な功績のあった個人及び団体について、その功績を称えるとともに、その活動に対する一層の理解と支持を国民各層にお願いすることを目的としています。
高木氏の功績概要:
1986年からWIPOに在職、部長等を歴任し、2009年に事務局長補に就任。累計28年に亘り同機関のシステム整備や途上国協力、人材育成等、同機関の活動に貢献した。担当幹部として、1987年から設置されている日本からWIPOへの任意拠出金の事業執行に寄与し、WIPO日本事務所の設立にも尽力した他、事務局長補としてデジタル・トランスフォーメーション等を先導する等、同機関の活動に貢献した。また同人はジュネーブの国際機関日本人職員会の発起人メンバーであり、2度に亘り会長を務め、現地国際機関の邦人職員増強にも貢献した。
下澤氏の功績概要:
1991年からUNHCRに在職し、中南米や中東等において難民支援に従事。2020年に本部緊急事態・保安・供給局長に就任した後、人道危機発生時の対応マニュアルの精緻化に努め、また、2022年のウクライナ危機における自衛隊機による物資輸送支援、2023年に日本政府と共にアフリカでの人道危機対応訓練センターを立ち上げ、スーダン危機における邦人退避の側面支援等、人道危機への対応に尽力。同人はまた、日本社会の難民問題への理解向上やUNHCRの活動の理解促進にも努め、長年に亘りUNHCRの活動に貢献した。
関連リンク:
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/pressit_000001_02653.html
外務大臣表彰は、多くの方々が国際関係の様々な分野で活躍し、我が国と諸外国との友好親善関係の増進に多大な貢献をしている中で、特に顕著な功績のあった個人及び団体について、その功績を称えるとともに、その活動に対する一層の理解と支持を国民各層にお願いすることを目的としています。
高木氏の功績概要:
1986年からWIPOに在職、部長等を歴任し、2009年に事務局長補に就任。累計28年に亘り同機関のシステム整備や途上国協力、人材育成等、同機関の活動に貢献した。担当幹部として、1987年から設置されている日本からWIPOへの任意拠出金の事業執行に寄与し、WIPO日本事務所の設立にも尽力した他、事務局長補としてデジタル・トランスフォーメーション等を先導する等、同機関の活動に貢献した。また同人はジュネーブの国際機関日本人職員会の発起人メンバーであり、2度に亘り会長を務め、現地国際機関の邦人職員増強にも貢献した。
下澤氏の功績概要:
1991年からUNHCRに在職し、中南米や中東等において難民支援に従事。2020年に本部緊急事態・保安・供給局長に就任した後、人道危機発生時の対応マニュアルの精緻化に努め、また、2022年のウクライナ危機における自衛隊機による物資輸送支援、2023年に日本政府と共にアフリカでの人道危機対応訓練センターを立ち上げ、スーダン危機における邦人退避の側面支援等、人道危機への対応に尽力。同人はまた、日本社会の難民問題への理解向上やUNHCRの活動の理解促進にも努め、長年に亘りUNHCRの活動に貢献した。
関連リンク:
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/pressit_000001_02653.html