加藤義行一等書記官による寄稿(ITUジャーナル平成30年10月号)

平成30年10月2日

ジュネーブにおける携帯電話事情

はじめに

 ジュネーブには数多くの国際機関が所在しており、国際電気通信連合(ITU)にも毎年多くの出張者が訪れる。総務省関係者だけでも年間100名程度、民間企業の方々を含めた日本団全体では、延べ数百名の方々が出張で当地を訪れる。

 出張者の多くがポケットWi-Fiを持参してスイス国内でのデータ通信を確保しているが、近年、SIMフリー携帯を持参して現地SIMを購入する出張者も増えている。2017年6月にはEU加盟28か国域内での国際ローミング手数料が原則無料化(スイスは対象外)されたことも受け、国際ローミング料金も大きな変化が起きており、現地SIMを利用する割合は今後も増えることが予想される。ジュネーブはご存じのとおりスイスの最西端にあり、フランスまではバスを利用して10分程の所に位置することから、国際ローミング料金も含めた当地SIM情報を、本コラムではまとめることとしたい。

 なお、本コラムにて記載する情報はあくまでも当方が調査した掲載時点での情報となることを、あらかじめご了承いただきたい。


<以下、本文はPDFファイル参照願います。>

ジュネーブにおける携帯電話事情(加藤義行一等書記官:ITUジャーナル平成30年10月号掲載)

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