【世界人道サミット】「人道と開発の連携の強化」に関するサイドイベントの説明会を開催
【説明会でパネリストを務める嘉治大使】
パネリスト
クレメンツUNHCR副高等弁務官
コーリスUNHCRプログラム支援・管理局長(司会)
バラン当地トルコ代表部次席代表
シルヴァ当地UNDP事務所長
ドゥプラット当地国際救済委員会(IRC)事務所長
嘉治当代表部次席大使
概要
現在,複合的な人道危機を受けて避難民の数が急増している中,長期化している難民問題を解決する一つの有効な手段として,日本政府は「人道と開発の連携の強化」に取り組んでいます。5月23日-24日にトルコ・イスタンブールにて開催される世界人道サミットにおいては,「人道と開発の連携の強化」をテーマにしたサイドイベントを解決同盟*とともに共催します(5月23日17:00-18:30,於:Rumeli Hall 2, LKCC, イスタンブール)。
それに先立ち,4月26日,当地の各国代表部,人道と開発に携わる国際機関,NGO等を対象に,このサイドイベントに関する説明会を当地UNHCRにおいて開催しました(プログラム別添1)。本説明会では,当代表部嘉治美佐子大使やケリー・クレメンツUNHCR副高等弁務官より,サイドイベントで発出予定の日本政府と解決同盟の共同ステートメント(別添2)の核となる「人道と開発の連携強化のための5原則」等を紹介し,世界人道サミットの参加者に対してこの5原則への支持と賛同を呼びかけました(嘉治大使ステートメント別添3)。本説明会は100名を越える出席者を得る盛況振りで,質疑応答も活発に行われるなど,「人道と開発の連携」に対する関心の高さが伺われました。
*解決同盟:2014年4月に発足した長期化した難民及び国内避難民の恒久的解決を目指すイニシアチブ(http://www.endingdisplacement.org/)。UNHCRが議長,デンマークが副議長を務め,トルコ,UNDP,国際救済委員会(IRC)が理事メンバーを務める。