令和5年秋の外国人叙勲 ペーター・マウラー元赤十字国際委員会総裁の旭日大綬章受章(令和5年11月3日)

令和5年11月3日
   2023年11月3日(日本時間)、日本政府は、令和5年秋の外国人叙勲受賞者を発表し、この中で、ペーター・マウラー元赤十字国際委員会(ICRC)総裁が叙勲されることが公表されました。マウラー元ICRC総裁は、人道支援分野における日本とICRCとの関係強化に寄与した功績が認められ、本年、旭日大綬章を受章することになりました。
 
● 賞賜:旭日大綬章
● 功績概要:人道支援分野における日本とICRCとの関係強化に寄与
● 氏名:ペーター・マウラー(Peter Maurer)
● 主要経歴:元赤十字国際委員会(ICRC)総裁、元外務次官
● 国籍:スイス
 
   マウラー氏は、2012年7月から2022年9月までの赤十字国際委員会総裁としての10年間の在任中、フィリピン、バングラデシュ、ミャンマー等ICRCのアジア地域の人道支援を大幅に拡大し、我が国と協力してアジア地域の安定化に貢献しました。同氏は、ICRC総裁として、積極的に訪日し、我が国との関係強化に尽力したほか、我が国の大学や民間企業との連携を強化しました。