中村哲医師著作「天、共に在り:アフガニスタン三十年の闘い(Providence Was with Us: How a Japanese Doctor Turned the Afghan Desert Green)」のグランディ国連難民高等弁務官への寄贈(2021年3月25日)
令和3年3月25日
3月17日、山﨑和之大使から、フィリッポ・グランディ国連難民高等弁務官(Mr. Filippo Grandi, High Commissioner, UNHCR)に対し、長年にわたり、医療や用水路の建設等を通じ、帰還難民を含むアフガニスタン国民のために多大な貢献をしつつも、2019年12月、アフガニスタンにおいて銃撃により亡くなった中村哲医師の著作「天、共に在り:アフガニスタン三十年の闘い」の英訳本 「Providence Was with Us: How a Japanese Doctor Turned the Afghan Desert Green」を寄贈しました。

アフガニスタンでは、40年以上も続く政情不安の影響を受け、約220万人がパキスタンやイランで難民として生活する一方、約380万人が国内避難民(IDPs)となっています。UNHCRは、長年にわたり、アフガン難民及びIDPsの帰還を実現するための環境整備、国外に逃れたアフガン難民及びパキスタンやイランの受入れコミュニティへの支援を通じ、アフガン難民問題に取り組んでいます。
我が国は、人道支援分野における主要ドナーとして、資金面を含め様々な形で、こうしたUNHCRの活動を支援してきました。例えば、2020年度予算から、アフガン難民とIDPs、受入れコミュニティの支援のため、新型コロナウイルス対策を含め、1,600万ドル以上の拠出をUNHCRに行いました。また、2020年7月には、UNHCRがアフガニスタン、パキスタン及びイランと立ち上げた「アフガン難民解決戦略(SSAR)支援プラットフォーム」のコア・グループに、米国やEU等と共に初期メンバーとして参加しました。我が国は、コア・グループでの活動を通じ、UNHCRや他のドナーと緊密に連携しながら、引き続き、アフガン難民問題の持続的解決に向けて取り組んでいく考えです。
本の寄贈に関するUNHCRによるSNS投稿
(本部)https://twitter.com/UNHCRgov/status/1374755581232353280
(駐日事務所)https://twitter.com/UNHCR_Tokyo/status/1373907530179510276
https://www.facebook.com/unhcrorjp/posts/3669601659819029

アフガニスタンでは、40年以上も続く政情不安の影響を受け、約220万人がパキスタンやイランで難民として生活する一方、約380万人が国内避難民(IDPs)となっています。UNHCRは、長年にわたり、アフガン難民及びIDPsの帰還を実現するための環境整備、国外に逃れたアフガン難民及びパキスタンやイランの受入れコミュニティへの支援を通じ、アフガン難民問題に取り組んでいます。
我が国は、人道支援分野における主要ドナーとして、資金面を含め様々な形で、こうしたUNHCRの活動を支援してきました。例えば、2020年度予算から、アフガン難民とIDPs、受入れコミュニティの支援のため、新型コロナウイルス対策を含め、1,600万ドル以上の拠出をUNHCRに行いました。また、2020年7月には、UNHCRがアフガニスタン、パキスタン及びイランと立ち上げた「アフガン難民解決戦略(SSAR)支援プラットフォーム」のコア・グループに、米国やEU等と共に初期メンバーとして参加しました。我が国は、コア・グループでの活動を通じ、UNHCRや他のドナーと緊密に連携しながら、引き続き、アフガン難民問題の持続的解決に向けて取り組んでいく考えです。
本の寄贈に関するUNHCRによるSNS投稿
(本部)https://twitter.com/UNHCRgov/status/1374755581232353280
(駐日事務所)https://twitter.com/UNHCR_Tokyo/status/1373907530179510276
https://www.facebook.com/unhcrorjp/posts/3669601659819029