第7回グリオン人権対話(2020年12月3日)

令和2年12月11日
       
 
 2020年12月3日、岡庭健大使は、第7回グリオン人権対話に参加しました。TV会議形式の対話は、スイス、リヒテンシュタイン、普遍的権利グループ(URG)の主催、フィジー、アイスランド、メキシコ,セーシェル、タイ代表部の協力により開催されました。本年のテーマは,「デジタル時代の人権:デジタル技術を人権のために機能させる」でした。国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)、政府、市民社会、技術会社から100名程参加しました。
 参加者は、表現の自由、集会・結社の自由から、ヘイトスピーチ、偽情報、選挙に至るまでデジタル技術が人権にもたらす影響について幅広く議論しました。岡庭大使が3日の分科会において関連する日本の取組を紹介しました。
 参加者は、デジタル技術に関係する諸問題を直ちに解決する特効薬はないものの、マルチステークホルダーの取組を行うことが重要だとの点で一致しました。