シリアにおける脆弱な人々の支援のための無償資金協力 に関する書簡の交換(UNHCR及びWHO)
9月12日,当代表部において,伊原純一大使はフィリッポ・グランディ国連難民高等弁務官(Mr. Filippo Grandi, United Nations High Commissioner for Refugees)との間で供与額2億6000万円の無償資金協力「アレッポにおける地域社会のための早期保護支援計画(UNHCR連携)」に関する書簡の交換を行いました。また,WHOマイケル・ジェイ・ライアン健康危機対応担当エグゼクティブ・ダイレクター(Dr. Michael J Ryan, Executive Director,WHO Health Emergencies Programme)との間で供与額5億6900万円の無償資金協力「アレッポ保健分野強化支援計画(WHO連携)」に関する書簡の交換を行いました。
シリア危機発生以来,人道上の危機的状態が続いています。今回の協力は,アレッポ県東アレッポ地域等において,最も脆弱な人々を含むシリア国内避難民,帰還民及びシリア危機の影響を受けたコミュニティに対し,安定的な保健医療サービスの提供や保護ニーズに対応することにより,シリア国内での人道危機の改善に寄与することが期待されます。
【フィリッポ・グランディ国連難民高等弁務官】
【WHOマイケル・ジェイ・ライアン健康危機対応担当エグゼクティブ・ダイレクター】
(参考)
「アレッポにおける地域社会のための早期保護支援計画(UNHCR連携)」:アレッポ県東アレッポ地域等において,コミュニティセンターを拠点とした保護活動等を支援
「アレッポ保健分野強化支援計画(WHO連携)」:アレッポ県東アレッポ地域において,アレッポ小児科病院に医療機材を供与