伊原大使のWTO一般理事会議長への就任(平成30年3月7日)

平成30年3月7日

 3月7日,WTOにおいて一般理事会が開催され,2018年の一般理事会議長として日本の伊原大使を選出することを全会一致で決定しました(任期は1年)。



 一般理事会はWTOの常設機関の中での最高機関であり,2年に1度行われる閣僚会議の会合から次の会合までの間,その任務を代わって遂行します。日本から一般理事会議長が選ばれるのは,2004年に就任した大島正太郎大使(当時)以来となります。



 就任に際し,伊原大使は,「MC11の結果が示すとおり,現在WTO及び多角的貿易体制は大きな挑戦に直面し,我々は岐路に立っている。本年はWTOの今後の活動にとって極めて重要な年となる。一般理事会の任務を透明性と包摂性を持った形で遂行するために努力していく。」と述べました。



【一般理事会議長に選出後,挨拶する伊原大使】