国際貿易センター(ITC)を通じた日本政府の中東及びアフリカにおける社会安定化支援のための拠出に関する文書の交換(平成30年3月2日)

平成30年3月6日



 3月2日,伊原大使は,当地国際貿易センター(International Trade Centre: ITC)事務所において,アランチャ・ゴンザレスITC事務局長との間で中東及びアフリカ地域におけるプロジェクト3件に対する日本政府の拠出に関する文書の交換を行いました。



 本拠出は,平成29年度補正予算により,中東及びアフリカにおける社会安定化支援として行うものです。スーダン,ガザ地区及びシリアにおいて,若者や女性を中心とする難民や国内避難民等の職業訓練や雇用機会拡大,経済成長促進等を通じた社会安定化を支援するためにITCが実施するプロジェクト3件に対し,100万米ドル(約1億1,000万円)を拠出します。



 本支援は,我が国が重視する緊急支援から経済発展までをシームレスに支援する「人道と開発の連携」の理念に基づくものであり,SDGsの達成に貢献するものです。



<支援プロジェクト>
1 スーダンのWTO加盟支援
2 ガザ地区難民に対するITセクター雇用機会拡大支援を通じた社会安定化支援
3 シリア国内避難民に対する就業機会拡大支援



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