英国での国際機関就職ガイダンスの開催(平成30年2月23日~25日)
2月23日から25日にかけて,英国のサセックス大学,ロンドン大学及びイーストアングリア大学にて国際機関就職ガイダンスが開催され,開発学や人権などを学ぶ留学生を中心に120名を超える方が参加しました。
このガイダンスは,外務省国際機関人事センターと英国開発学勉強会(IDDP)がともに実施したもので,当代表部より紅谷書記官が,UN Womenアラブ地域事務所に勤務する丸田容子プログラム分析官とともに,講師として参加しました。
紅谷書記官からは,国連をはじめとする国際機関の採用制度や就職方法,JPO(Junior Professional Officer)派遣制度を中心とした日本政府による支援方策について説明し,丸田プルグラム分析官からは,UN Womenの組織の概要,現在取り組んでいる仕事,学生時代のボランティアやインターンの経験,平和構築人材育成事業による国連ボランティア(UNV)やJPOを通じて国連職員となったキャリアなどについて説明を行いました。
【UN Women丸田プログラム分析官による講演】
【UN Womenの業務に関する写真(スライドより)】
また,ロンドン会場では,在英国日本大使館の御巫智洋公使より,加盟国の外交官として国連での交渉などに携わってきた経験をもとに,国連をはじめとする国際機関や国際司法機関の役割やその歴史,国際機関職員の実態等について説明するとともに,コミュニケーション能力や語学力など国際機関職員に求められる能力について説明を行いました。
【御巫在英国大使館公使による講話】
講演後には,質疑応答と懇親会の時間を設け,国連の採用方法や外務省の実施する派遣制度,国際機関におけるワークライフバランスなどについて活発な質疑応答が行われました。
【紅谷書記官による国際機関への就職方法の説明】