「人道と開発の連携」に関するパネル討論の開催(平成29年10月16日)

平成29年10月20日

 16日、当代表部において、志野大使は、Staur当地デンマーク常駐代表とともに「人道と開発の連携」に関するパネル討論を開催し、各国代表部、国際機関、NGOより50名以上の人々が参加しました。我が国は、長期化する難民問題を解決する1つの有効な手段として、「人道と開発の連携」を重視しています。昨年より、当地でドナー諸国の非公式フォーラムであるグッド・ヒューマニタリアン・ドナーシップ(GHD)に、「人道と開発の連携」作業部会を設置し、デンマークとともに共同議長を務め、「人道と開発の連携」の促進に向け、関心国とともに議論を深めてきました。

Olatunbosum-Alakijaナイジェリア連邦共和国人道調整主任によるプレゼンテーション


 今回のパネル討論では、上記作業部会での問題意識に関し、支援の現場において「人道と開発の連携」を実践する支援国の他、裨益国、国際機関及びNGOの関係者を招き、現場における優良事例や課題に関する議論を行いました。今回のパネル討論での議論は、上記作業部会の今後の活動に活用する予定です。

会場の様子


Sergean世銀CRRF事務局(UNHCR内に設置)代表


【パネリスト】

花谷JICAウガンダにおけるコミュニティ強靭性強化のための地方政府に対する能力強化プロジェクト主任顧問
Felten独外務省マルチ人道支援課課長
Olatunbosum-Alakijaナイジェリア連邦共和国人道調整主任
Sharpe・UNHCRドナー関係資金調達シニア顧問
Sergean世銀CRRF事務局(UNHCR内に設置)代表
Maurerデンマーク難民評議会(DRC)ジュネーブ代表