英国での国際機関就職ガイダンスの開催(2月24日~26日)
2月24日から26日にかけて,英国のサセックス大学,ロンドン大学及びイーストアングリア大学にて国際機関就職ガイダンスが開催され,開発学などを学ぶ留学生を中心に120名を越える方が参加しました。
このガイダンスは,外務省国際機関人事センターと英国開発学勉強会(IDDP)がともに実施したもので,当代表部より紅谷書記官が,ジュネーブに本部のある国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)に勤務する副島知哉ヨルダン・ルウェイシェド事務所長とともに,講師として参加しました。
紅谷書記官からは,国連をはじめとする国際機関への採用制度や就職方法,JPO(Junior Professional Officer)派遣制度を中心とした日本政府による支援方策について説明し,副島所長からは,難民支援の現場の最前線での業務内容や,,平和構築人材育成事業による国連ボランティア(UNV))やJPOの経験を経て国連職員となったキャリアなどについて説明を行いました。
【副島UNHCRヨルダン・ルウェイシェド事務所長による講演】
また,ロンドン会場では,在英国日本大使館の飯田慎一公使より,「加盟国外交官から見た国際機関」というテーマで,加盟国の外交官として国連での交渉などに携わってきた経験をもとに,国連の役割やその歴史,国際機関職員の実態等について講演し,国際機関で働く上で必要なことや今後身に付けるべき知識や経験などについて説明しました。
【飯田在英国大使館公使による講話】
講演後には,質疑応答と懇親会の時間を設け,国連の採用方法や外務省の実施する派遣制度などについて活発な質疑応答が行われました。
【紅谷書記官による国際機関への就職方法の説明】