国連創立65周年記念行事「生命の碧い星」について 平成22年10月 1.国連創立65周年記念行事の一環として、10月25日(月)午前10時30分から国連欧州本部のカウンシル・チェンバー(現軍縮会議会場)前のロビーにて、日本、中国、韓国、モンゴル、フィリピン、米国の6カ国の青少年8名が世界平和と地球環境保全への願いを込め、日本から寄贈された白磁の壺(「生命の碧い星」)に各国の小石を納めるセレモニーが行われた。同セレモニーには、Sergei Ordzhonikidze国連欧州本部長、北島信一日本政府国際機関代表部大使、Betty E. King米代表部大使、Luvsantseren Orgilモンゴル代表部大使、Evan P. Garciaフィリピン代表部大使他も出席した。 2.北島大使は挨拶の中で、今回の事業を説明しつつ、「6カ国からの若者たちがここに集い、国籍を超えて地球人として世界平和と環境問題について考えることは、大変意義深いことであり、このようなプログラムが今後さらに発展し、より多くの人々が地球規模の課題に真剣に向き合うきっかけとなることを切に願う」旨述べた。代表団は世界平和と環境保護、国連憲章の実現に願いを込め、各自が集めた小石を壺の中に納めた。 3.「生命の碧い星」の壺は、1995年に国連創立50周年記念事業として、愛媛県砥部町から寄贈されたものであり、第1回青年海外協力隊にも参加した砥部焼陶芸家である白潟八州彦氏の手によるもの。贈呈時に54カ国で活動する青年海外協力隊が平和を祈念して集めた小石を壺に入れたことをきっかけに、以後5年毎に訪問団が欧州国連本部を訪問し「地球の平和と環境保護」を祈願した小石を納める行事が行われてきた。今年で4回目。 詳細は「生命の碧い星」ホームページ:http://www.bluestar-un.com
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